おしゃれなファッションには欠かすことのできない「メンズアクセサリー」。
リングやブレスレットはもちろんのこと、最近ではシンプルなアンクレットなども多くのメンズアクセサリーブランドから発表されるようになってきました。
特に、シルバーのフェザーモチーフやチェーンタイプ、レザータイプのアイテムなどはメンズファッションとも相性のいいアクセサリーです。
そんなメンズアクセサリーの中でも、特におしゃれな男性から人気のあるアイテムが「バングル(腕輪)」です。
メンズ・レディース問わず身に付けることのできるバングルは、普段アクセサリーを付ける習慣のないメンズでも気軽にコーディネートに取り入れることができるアイテム。
けれど、メンズがバングルを身に付ける際には、レディース以上に重要になってくるものがあります。それは、バングルの「サイズ感」。
メンズアクセサリーに詳しい男性であっても、バングルのサイズ感を気にされる方はまだあまり多くなく、明らかにサイズが大きいバングルを選んでしまうメンズも少なくありません。
メンズがぶかぶかのバングルを付けているのは、あまり見栄えが良くないため注意が必要です。
また、レディース・メンズ問わずご自身の適正サイズよりも大きいバングルを付けてしまうと、バングルが本来付けたい位置からずれることが多くなるだけでなく、手首から抜ける危険性もあります。
逆にサイズ感がきついバングルを選ぶと、付け心地が悪くなるばかりか見た目も窮屈な印象になってしまい、あまりおすすめできません。
ここではそういった状況を回避すべく、メンズが知っておきたい最適なバングルのサイズ感やバングルのサイズ調整の方法について解説します。
バングルの選び方は手首のサイズがポイント
レディース以上に「サイズ感」を重視したいメンズバングル。
メンズよりも手首が細い女性であれば、やや大きいサイズのバングルやブレスレットを手首で泳がせるようにして付けるのも素敵です。
女性はひと回り大きいサイズのバングルやブレスレットを身に付けることで、手首とアクセサリーとの間にコントラストが生まれ、手首周りの華奢さをアピールすることができるからです。
一方で、メンズがバングルを付ける際には大きいサイズのアイテムではなく、ジャストサイズのものを選ばれることをおすすめします。メンズはジャストサイズのバングルを身に付けることで、スタイリッシュで隙のない印象を相手に与えることができるのです。
特に、バングルを腕時計や指輪、ブレスレットといったほかのメンズアクセサリーとコーディネートして楽しむ場合には、ジャストサイズのバングルを身に付けた方が手元のコーディネートが引き締まり、ファッション全体のバランスもアップするのでおすすめです。
男性がジャストサイズのバングルを選ぶ際にポイントとなるのが、ご自身の「手首のサイズ」です。
メンズの手首の平均サイズは、およそ16.5cm~17cm程度と言われています。手首が比較的華奢な男性であっても、基本的には平均15cm以上という方が多くなっています。
メンズはご自身の手首のサイズを把握した上で、バングルの開口部や直径のサイズと照らし合わせるとジャストサイズのバングルを選びやすくなります。
メンズ向け!正しい測定方法とバングルの調整方法
先ほど、メンズの手首の平均サイズをご紹介しましたが、実際にはご自身の手首の正確なサイズを測っておくのがベターでしょう。
事前にご自身の手首のサイズを計測することで、ぶかぶかのバングルを選んだり、逆にきついサイズのバングルを購入してしまったりするのを防ぐことができます。
手首の計測方法は、実はとても簡単です。メジャーがあればすぐにでも測定できますし、万一お手元にメジャーがない場合でも紙とペン・定規などがあれば計測することができます。
詳しい測定方法をご紹介しますので、ぜひ実践してみてください。
メジャーを利用した手首サイズの測定方法
- 手首からご自身の指の横幅2~3本分程上(ひじ側)の位置にメジャーをあてます。
- 手首に沿わせるようにしてメジャーを巻きつけ、サイズを測ります。
メジャーがない場合の手首サイズの測定方法
- 手首から指の横幅2~3本分程上(ひじ側)の位置に、細く切った紙または紐などをあてます。
- 手首に沿わせるようにしてを紙などを巻きつけ、紙の端同士が交差する位置にペンなどで印をつけます。
- 紙を手首から外し、定規を使って紙の端からペンでつけた印までの距離を測ります。
一度ご自身の手首のサイズを測っておくと、バングルだけでなくブレスレットや腕時計などを購入する際にも便利です。
ぜひ時間を見つけて測定してみてください。
実は、メンズアクセサリーブランドの中にはサイズ調整ができるバングルを販売しているところもあります。
素材やデザインによってはサイズ調整ができないアイテムも少なくありませんが、購入後にご自身でサイズ調整ができるフリーサイズのバングルを販売するアクセサリーブランドも最近では徐々に増えてきているんです。
そういったフリーサイズのバングルの場合、手首のサイズをあまり気にしなくても済みますし、女性にバングルをプレゼントされる際にもサイズ選びで悩むことがないので大変便利です。
サイズ調整ができるかどうかはブランドや素材によっても異なりますが、特に真鍮素材やシルバー素材のバングルですと比較的サイズ調整が可能なアイテムも多くなっています。
ちなみにプラチナやレザー素材のバングルはサイズ調整が難しいので、購入店やアクセサリー直しができる関連店などにサイズ直しを依頼されることをおすすめします。
バングルのサイズ調整方法も実は案外簡単です。
バングルのサイズ調整方法~小さくする場合~
- バングルを片手に持ち、もう片方の手で少しずつ力を加え縮めていきます。
- バングルの開口部に注目し、開き具合を調整します。
バングルのサイズ調整方法~大きくする場合~
- バングルの両端を両手で持ち、少しずつ力を加え広げていきます。
- バングルの開口部に注目し、開き具合を調整します。
付け方・取り扱い方のワンポイント
ここまでは手首の測定方法とバングルの調整方法をご紹介しました。どちらも手順自体は簡単ですが、少し気をつけなければならないこともあります。
まず、バングルのサイズを調整をする際には、力の加え方に注意しましょう。
基本的にはバングルの開口部に力を加えサイズ調整をおこないますが、あまりにも大きい力をかけてしまうとバングルが破損してしまうこともあります。
特に、メンズは一般的に見て女性と比べると強い力でアクセサリーを扱ってしまいがちです。くれぐれも優しい力加減でサイズ調整をしていくように意識しましょう。
バングルの開口部に少しずつ力を加えていく気持ちで調整していきます。バングルに一気に力を加えようとせず、徐々に力を入れていくイメージです。
また、バングルを付ける際もできるだけ丁寧に取り扱うようにします。バングルは、意外と繊細なアクセサリーなので大切に扱うようにしましょう。
バングルを付ける際、無理に手首に押し込もうとするのは控えるようにします。
手首がもっとも細くなっている部分(手首から指の横幅2~3本分程ひじ側に進んだ部分)にバングルの開口部を当て、横からすべりこませるようにして手首に付けるのが基本です。
また、バングルを着脱するたびにサイズを広げたり閉じたりするのも控えましょう。購入後にサイズ調整をしたら、そのあとは調整する頻度を最小限に抑えるのもポイントとなってきます。
こうすることで、バングルへの負荷を抑えることができるため、長くご愛用いただけます。
メンズにおすすめはフリーサイズ。ただし調整には注意
メンズが知っておきたい最適なバングルのサイズ感やバングルのサイズ調整の方法について解説いたしました。
ご自身の手首のサイズを把握しておくことも重要ですが、やはりメンズにおすすめしたいのはご購入後にサイズ調整ができる「フリーサイズのバングル」です。
フリーサイズのバングルですとサイズの微調整なども可能なため、ご自分の手首にぴったりフィットさせることができますよ。
ただし、メンズがバングルのサイズを調整をする際には注意も必要です。メンズは女性に比べてアクセサリーの扱いに慣れていないことが多いので、ついつい強い力を加えがち。
バングルは繊細なアクセサリーであることを念頭に置きつつ、ぜひいつも以上に丁寧な気持ちで取り扱ってみてくださいね。