あなたは、自分の手首のサイズを知っていますか?
指のサイズは分かっているけれど、手首のサイズはあまり分からない。実はそんな人は意外と沢山います。
ですが男性も女性も、アクセサリーはサイズがきちんと合ったものを選びたいですよね。
今回はそんなあなたに、手首周りのサイズの測り方とブレスレットサイズの選び方について、解説していきます。
手首周りのサイズはどうやって測る?簡単な測り方
手首のサイズの測り方は、簡単です。
指のサイズを測る場合のような、専用の道具は必要ありません。
なぜなら、手首のサイズとは手首の外周を測った実寸のことであり、純粋に「cm」で表記されるのが一般的だからです。
つまり、あなたの手首一周の長さが、あなたの手首のサイズです。
自宅にあるものだけでも十分に測れますので、一度も測ったことがない方は是非一度試してみてください。
2人で測る場合:メジャーや紐を用意する
誰かに測ってもらえる場合は、メジャーを用意しましょう。無ければ紐でも構いません。
手の甲を上にして、手首の両側面を指でなぞって下さい。
親指側、小指側のどちらにも、骨の出っ張った箇所がありますので、その部分よりも1cm程度体側に寄った位置で測ります。
骨の出っ張りがよくわからない場合は、手の甲から約2cm程体側に寄った位置で測って下さい。
この時、メジャーを強く引っ張ったり、測る腕に力を入れたりしないでください。
紐の場合は引っ張り過ぎると伸びてしまいますので、出来るだけ伸縮性のないものを用意するようにしましょう。
計測した実寸値が、あなたの手首のサイズとなります。
自分で測る場合:マスキングテープを用意する
自分で測る場合は、メジャーや紐ではどうしても測りにくいですよね。
そんな場合は、マスキングテープを用意しましょう。マスキングテープがなければ、セロハンテープでも代用が可能です。
どちらの場合も紐と同様、伸縮性があまりないタイプを選んでください。
2人で測る場合と同様、骨の出っ張った部分よりも1cm程下に一周テープを貼ります。
この時もテープを引っ張って貼るのではなく、柔らかく貼るようにしてください。
丁度一周の部分にペンで印をつけてから、はがします。はがしたマスキングテープの長さを測りましょう。
ブレスレットの最適なサイズの目安
基本的にブレスレットの最適なサイズは、実測値に0.5~1cmプラスした長さです。
ところが、自分の手首の実測サイズが分かったとしても、最適なブレスレットが見つかるとは限りません。
何故なら、ブレスレットはサイズが豊富にあるアクセサリーではないからです。
ブレスレットは、リングのような豊富なサイズ展開はありません。
内径のサイズが表示されていたり、S・M・Lのような大まかなサイズしかない場合が多いです。
そのため、自分の手首のサイズが分かっている場合でも、その大きさに丁度合うブレスレットが見つからないこともあります。
では、自分の最適なサイズは、何を基準にして選ぶのが良いのでしょうか。男女別に見ていきましょう。
女性の場合は素材で変わる
レディースブレスレットの場合、素材によって最適なサイズが変わります。
華奢なブレスレットやチェーンブレスレットのように、しなやかに動くブレスレットは、少し大きめのサイズでも上品に付けることが可能です。
特にチェーンブレスレットの場合は、手を下げたときに手の甲に少しかかるサイズにすると手首を長く見せる効果もあります。
そのようなブレスレットの場合、実測値よりも1~2cm大きいサイズがおすすめです。
逆にしっかりした形状のブレスレットや幅広のブレスレットの場合は、実測値に0.5~1cmプラスした、ぴったりサイズを選ぶことをおすすめします。
形状がしっかりしているタイプのブレスレットは、動きがあるとだらしなく見えてしまいます。
手首にフィットするサイズであればブレスレットの位置が固定され、美しく付けることが出来るのです。
男性の場合はぴったりサイズを選ぶ
男性の場合は、基本的には実測値に0.5~1cmプラスした、ぴったりサイズを選びましょう。
細めのタイプも、男性が使用する場合は手首にフィットするタイプを選ぶのがおすすめです。
メンズアクセサリーは、女性のアクセサリーと比較すると、平均してサイズが大きくボリューム感があります。
女性の場合と同じく、サイズ感があるブレスレットは手首にフィットしていないとだらしなく見えます。
ルーズな印象を出したい場合は男性でも大きめのサイズが良いですが、フォーマルな大人のおしゃれを楽しむのであれば、ぴったりサイズのブレスレットを選びましょう。
お気に入りのアイテムを長持ちさせるおすすめの方法
ブレスレットは、素材によって保管方法が異なります。
お気に入りのブレスレットを長持ちさせるためにも、きちんと手入れし、保管をしましょう。
乾いた布で拭く
ブレスレットの基本的な手入れは、乾いた布で優しく拭くことです。強い力を入れたり、引っ張ったりしないでください。
AZAのクリスタルブレスレットのように、表面が平らではないブレスレットは、より注意が必要です。
表面のスワロフスキーを優しくなでるようなイメージで、手入れをしてください。
また、パワーストーンを使用した数珠ブレスレットの場合は、ゴム状の紐で組まれている場合が多いです。
伸び縮みするようなブレスレットは、ゴムの素材によっては湿気に弱いこともあります。
水ぶきはブレスレットを痛める原因にもなりますので、必ず乾いた布を使用するようにしましょう。
留め金は留めた状態にし、個別に袋に入れて保管する
ブレスレットを一か所に保管すると、互いに傷つけあったり、絡まったりすることがあります。
ブレスレットをひとまとめにして保管したり、腕時計など他のアイテムと一緒に保管するのは控えましょう。
おすすめのしまい方は、ジッパー付きの透明ビニール袋に、個別に入れる方法です。
留め金をきちんと留め、透明袋に入れてジッパーを閉じたら完了です。
個別包装なので、後はまとめて保管しても、互いに傷つけたり絡まる心配はありません。
また袋が透明なので、使いたい時にすぐ取り出せるというメリットもあります。
まとめ:正しい付け方を知ってブレスレットコーデを楽しんで
手首を上品に魅せてくれるブレスレット。
ですが、サイズが合っていなかったり、選び方を間違えれば、折角のおしゃれも台無しになってしまうことがあります。
メンズもレディースも、基本的なサイズの測り方は同じです。自宅にあるもので簡単に測れますので、自分の手首のサイズを知らない方は、是非一度測ってみてください。
きちんとしたサイズを測り、自分の手首に一番合ったブレスレットを選べば、あなたのコーデもより一層おしゃれに見えますよ。